top of page

5.コントラバスの弓を持ってみよう

更新日:2023年10月19日

・はじめに


コントラバスを演奏、練習する上で弓での演奏はほとんどのシーンで避けて通れない技術となりました。

コントラバスの弓にはジャーマンボウとフレンチボウの大きく2種類が存在します。

ジャーマンボウは弓を下から持つスタイル。

フレンチボウは弓を上から持つスタイルと覚えるとわかりやすいと思います。


これまでのオンライン講座で3.弓の張り方と4.松脂の付け方をすでに読まれているという前提で書いていきますので、まだ読んでないよという方はまずはこちらのリンクから過去のブログを先にお読みください。


ここでは日本で一般的なジャーマンボウの持ち方について見ていきたいと思います。

まずは持てるようになること、次に音が出せるようになることを意識して行きましょう!



・弓を持ってみよう!


では早速弓を持ってみましょう!


弓の各部の名称
弓の各部の名称

まず左手で弓のスティック(棹)を持ち、弓を空中で安定させます。

これは普段弓は弦に乗った状態で空中に浮いているのと同じ環境を作るためです。


右手の親指と人差指で輪っかを作り、そこに弓のスクリュー(弓の後端についているネジ部分)を入れ進めていき、フロッグ(弓の黒い握る部分)を手のひらに収めます。

このとき、親指と人差指ははなさないように意識します。

また、フロッグと手のひらの間に指一本分程度の隙間があるといいでしょう。


次に、小指をブロッグの下側、フェルールのあたりに置き、親指と小指で弓を上下から挟むようにします。

このとき理想は写真のようにフロッグを下から支えるようになることですが、最初はとにかくフロッグの下に小指を置くというだけで構いません。

さいごに中指と薬指をそっとフロッグの側面に添えます。

ここでよく見かけるのがフロッグのくぼみに中指や薬指を握り込ませている持ち方です。

スムーズな弓の動きのためにも決してフロッグを握り込まず、軽く添えるだけを意識しましょう。

ジャーマンボウを持つときの注意点

一連の動作はこの動画のようになります。


・弦に乗せて音を出そう


右手の形がわかってきたら、次は弓を左手で支えていたところを弦で支えるようにしてみましょう。

弓は張った状態で先程の持ち方をやってみます。

もちろん左手でサポートしながらです。

右手で弓を持てたら、左手を添えたままゆっくり弦の上に乗せてみましょう。

このとき弓をぎゅっと握り込んでしまいがちですが、力が入りすぎないように注意しましょう。

中指、薬指に力が入っていないことを確認し、フロッグと手のひらの間に少しスペースがあることを確認したら完成です。


あとはそのまま弓を自分の方に引いてみましょう(引いて弾くことをダウンボウまたはダウンといいます)。

音は出ましたか?


*大きい音を出す必要はありません

フロッグを握りしめず、弓を弦に強く押さえつけないでください

力を入れないので動画のような小さい音、かすれた音でもOKです


ダウンで音が出せるようになったら、同じように弓を押して(アップボウまたはアップと言います)音を出してみましょう。

ここではとにかく音が出ることが大切です。

ダウンアップ→ダウンアップと弓の往復運動を繰り返し、そのどれもで音が出るようになれば次のステップへ進みましょう!


もし弦の上を弓が滑っていたら松脂がしっかり付いていない証拠です。

松脂をつける項を参考にしっかりと松脂を付けて再度弾いてみましょう。



次回は4本の弦を使ってメトロノームに合わせながら音を出す方法を見ていきましょう♪



bottom of page