1.コントラバスを調弦しよう
- 宮崎 まさひろ

- 2023年8月21日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年8月27日
・はじめに
コントラバスを弾き始めよう!と思ったときにそのまま演奏していませんか?
コントラバスは弦楽器です。
弦楽器はその日の気温や湿度などで毎日弦の音程が上がったり下がったりしています。
きちんと調弦できている楽器は響きもよく、より楽しく楽器を弾くことができるでしょう。
・コントラバスの弦の音名
調弦をする際、コントラバスの弦を何の音に合わせないといけないかを知っておく必要があります。

一般的な4本の弦が張られたコントラバスは低い(太い)弦からミ、ラ、レ、ソとなっています。
教本等によって表記も様々ですが一般的にアルファベットで下記のように表記されています。
また、チューナーでもアルファベット表記になっています。
ミ→E
ラ→A
レ→D
ソ→G
ドレミファソラシをアルファベット表記にすると
ド→C
レ→D
ミ→E
ファ→F
ソ→G
ラ→A
シ→B(H)
となり、それらに♭や#がついたものがチューナーには表示されるものが多いです。
・チューナーを使ってみよう
さて、音の名前・表記がわかったところでチューナーを使ってみましょう。
コントラバスの調弦をする際に便利なのがチューナーという機械。
少し弦楽器に触れたことのある人なら誰でも知っているくらい弦楽器と切り離せない機械です。

チューナー には色々なタイプがありますが、コントラバスの場合表示が「針」のタイプが使いやすいと思います。
実際にアナログな針がついたものでも、液晶に針が表示されるタイプでも良いと思います。
針タイプは写真のように表示され、視覚的(感覚的)にどれくらい正しい音程からズレているというのが理解しやすいと思います。
調弦だけでなく実際の曲の練習でも使うことが多くなると思いますので、できるだけわかりやすく見やすいものが良いと思います。
チューナーの使い方はとても簡単で、電源を入れて楽器の音を出すだけです。

(場合によってはキャリブレーション(CALIB)というボタンを使って基準を442hzに変更します。)
楽器の音に反応して、今楽器が出している音名とそれが基準より高いか低いかを針の動きで表示してくれます。
針が中央より左にある場合は基準音より低い、逆に右側に振れている場合は基準音より高いということを示していますので、
針がまっすぐ真ん中に合うように調弦していきます。
・音を合わせてみよう
それでは実際に音を出して調弦してみましょう。
音を出すと言ってもいきなり安定して弓を使いましょうというのは難しいと思います。
まずは動画のように弦を指ではじいて音を出してみましょう。
弦をはじいたときに最初は大きな音がして、そのあと音が安定し少しずつ減衰していきます。
チューナーで見るのはその音が安定している部分です。
このとき、できるだけ一定の力で弾くようにするとチューナーの反応が安定すると思います。
さて、弦をはじいてチューナーを見ると針がどうなったでしょうか?
上の画像では音が基準よりも低いですね。
音が低いときにはコントラバスのペグ(マシンヘッド)を後ろから見て反時計回りに回します。

-----ポイント-----
ここで間違いやすいのですが、写真のように楽器を後ろから見て
時計回り→音が低くなる
反時計回り→音が高くなる
ように変化します。
ネジと同じように考えてしまうと音を低くしたいのにどんどん高くしてしまい弦や楽器を痛めてしまうことにつながるので、間違えないようにしましょう。
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ペグを反時計回りに少しずつ回して、チューナーの針が真ん中に来るように合わせていきましょう。
このとき、決して焦ってはいけません。
もしペグを回しすぎて音程が高くなってしまったら、次はペグを時計回りに回して音程を下げて…
という繰り返しです。
それでも、チューナーの針をど真ん中に合わせるのはとても大変だと思いますので、「真ん中付近」に合わせることができれば他の弦も同じように合わせていきましょう。
・調弦が終われば練習開始
こうやって調弦ができてからが本番。
これから練習ですね。
最初にも書きましたが、それぞれの弦の音程が合っていると楽器の響きが良くなります。
これだけの作業に見合った音で楽器が鳴ってくれるので、練習前の調弦は面倒に思うかもしれませんが必ず毎日やってください。
最初は大変だった調弦も毎日やっていると簡単にできるようになりますよ。



