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3.コントラバスの弓を張ってみよう

更新日:2023年8月30日

・はじめに


コントラバスを演奏するときに指で弾くピッチカートだけではなく、弓を使ったアルコと呼ばれる奏法もよく使います。

特にクラシックではほぼアルコ奏法しかありませんし、吹奏楽でも多用されます。

ジャズやポピュラーでも弓を使うことがしばしばあります。

ジャンルに関係なく使われるアルコ奏法。

その演奏に使う弓はその毛を張っていくことで木の部分(スティックと言います)にテンションを掛け力強い音を出す事ができます。

この項は弓の持ち方、音の出し方への準備段階としての項目です。

今回はその毛の(弓の)張り方を見ていきましょう。



・弓を張るには


コントラバスの弓の張り方の説明

弓を張るには「スクリュー」と呼ばれるネジを巻いていきます。

スクリューは写真黄色で囲っている弓の後ろに飛び出た黒い部分です。

この部分を時計回りに回すことでフロッグという握る黒い部分が後ろに移動し、毛によってスティックが引っ張られ、弓にテンションがかかるという仕組みになっています。


ここで2つ注意点があります。


1.スクリューを巻くときはスティックがまっすぐになったり逆反り(上側にアーチを描く)になったりしないようにしてください。

弓の反りがなくなったり、最悪折れてしまいます。


2.弓を使用したあとは必ず緩めてください。

弓の反りがなくなったり、張力がなくなり力強い音が出せなくなります。



・どれくらい張ればいいの?


コントラバスの弓の張り加減の説明

しかし、初めて弓を張るとなるとどれくらい張ればいいか分からないと思います。

あくまで目安ですが、弓を弦に乗せ軽く押さえるように力を入れた時に「弓の毛とスティックが触れない」程度で良いと思います。

このときジャーマンボウ(フロッグが大きく下から握るように持つ弓)は非常に力が入りやすく、強く押さえつけてしまうと巻きすぎてしまい、先述の注意点にあるスティックがまっすぐになったり逆反りしたりする原因になります。

あくまで軽く「クックッ」と力を入れた時にスティックと毛がくっつかない程度にしてください。


だんだんと弓がうまく使えるようになると、弓の張り方も自分なりのベストポイントが分かるようになるでしょう。



・使ったあとは


練習や演奏が終わり、弓を使い終わったあとは弓を緩めてスティックに付いた松脂を落とします

松脂はガーゼなどの柔らかい布で軽く拭き取る程度で構いません。

気になる方は金属部分も軽く拭くと良いでしょう。


そこまで終わればケースに収納して一日の練習を終わらせましょう。



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